【幼児・小学生】プロサッカー選手になりたい場合、いつ始める?

今日は幼児にも人気のスポーツ、サッカーのお話です。
私が10年ほどやっていた影響で娘もサッカーが好きです。

プロサッカー選手を本気で目指したい!と考えた場合、実際のところ何歳ぐらいまでに始めるのが良いでしょうか。

この点、プロサッカー選手を例に挙げると、「早くから始めるに越したことはないが、小学校低学年でもOK」という結論になります。

幼児から始めた選手は、大迫裕也選手、長谷部誠選手、香川真司選手、久保建英選手などが挙げられます。
一方、小学生に入ってから始めた選手もたくさんおり、中田英寿選手、長友佑都選手、岡崎慎司選手、吉田麻也選手、本田圭佑選手など。

上記に挙げた限りでは、幼児以下から始めた選手はドリブルが得意なテクニシャンが多く、小学生以降の選手は視野が広いプレーができるクレバーなプレイヤーが多いような気がしますね。これは全てのプロ選手に当てはまるわけではありませんが、共通することは小学生に始めても遅くはないということです。

目次

小学生からサッカーを始めても遅くはない理由

幼児サッカーを実際にやってみれば、小学生からでも遅くはない理由はすぐにわかります。

一つ目は、幼児サッカースクールの目的はサッカー技術の向上に重きを置いていないことです。

サッカースクールに通っていないと、後れを取るような不安に駆られますが、サッカースクールのホームページを見て頂いてもわかる通り、幼児期ではサッカーを通じて楽しむことに重きを置いています。

これは実際に幼児のサッカー教室を見学していただければわかりますが、幼児サッカー教室が1時間あるとすると、20分~30分はボールをまともに触りません。ウォーミングアップに鬼ごっこなどをしたりします。
サッカーのルールも、ネットにボールを入れることがなんとなくわかる程度で、インサイドキック、インステップキックなど幼児期は基本的な蹴り方も学びません。スローインなどは幼児期に知ったからどうだという話です。

また、幼児向けのスクールの中で部活のような走り込みをするところもほぼありません。
よって、サッカースクールへ通っていなくても、基礎体力を向上させる運動をしていた子供のほうが、小学生以降有利になる場合もあります。

二つ目は、幼児の脚力の問題です。

幼児のサッカーでは脚力がまだないので、ボールを十分に飛ばすことができません。
このため、組織的に「パス」をしてつなぐことが難しいのが実情で、幼児期はまともなサッカーの試合にはなりません。
そもそもボールを蹴っても浮くことがなく、ゴールキックをしても真正面にトーキックをするのがせいぜいです。

正確に言うと、年長になるとある程度ボールを飛ばせる子供もごくまれにいるのですか、パスはボールを止めることをできないと成立しないため、チームプレーとしては機能しないわけです。

このため、ボールがある場所に子供が群がるお団子サッカーになりがちで、幼児期はサッカーの技術向上の機会は個人の能力(それも限定された範囲)に限定され、組織的な動きを学ぶことはできません。

このような理由から、サッカーについては小学生以降に始めても遅くはないと考えますが、幼児期に何らかの運動に積極的に取り組んで、基礎体力を向上すべきという点は共通します。是非幼児期に親子で、または様々な運動に取り組んでいただければと思います。サッカースクールに通わずとも、親子で楽しくサッカーに取り組むのもよいですね。

幼児期にサッカーを始める利点

では、幼児期にサッカースクールに通うのは意味がないか?というとそれは全く違うと考えます。

どのチームでも数人、毎回お団子から抜け出してゴールできる、キープ力に秀でた目立つ子供が出てきます。
試合の中心となってボールタッチの機会が増えるので、加速度的に上達します。サッカーにおいてこのような理論では説明しがたい個人技は非常に重要で、特異なサッカーセンスを保持しつつ小学校でも活躍することができます。日本人では久保建英選手など本当に上手いと思います。久保選手はサッカー自体は2歳から始めていますが、お父様の著書によると年少の頃からサッカースクールに通っていたようです。

【サッカー】久保建英選手の経歴から見える、天才の幼児期の共通点 | 幼児教育と教材の効果を検証するブログ (grow-child-potential.com)

次に、サッカー教室では定期的にサッカー大会が開かれます。ここでは幼児が一生懸命試合をして、父母が手に汗を握る応援をしています。この年齢では、父母も子供も微笑ましい光景ではあるのですが、試合後、優勝チーム、MVP、ベストイレブンなどなど、表彰される子供がたくさん出てきます。

試合に負けて、泣いている幼児もたくさんいます。
最近は幼児期は競争を避ける雰囲気が広がっていますが、いくら避けても小学校以降、どんどん競争に晒されます。
幼児サッカーの世界ではいち早く、面前の第三者との勝ち負けの体験を経験することができます。

娘も泣きはしませんでしたが、やはり悔しかったようで敗北後はやはり練習に人一倍努力するようになりました。
これはその他スポーツや勉強にも波及しますので、親とすればこの時期に負ける経験をして良かった、という思いでいます。

サッカーは男の子に人気でどの地域にもサッカーチームが複数あります。最近は女の子もサッカーをやる子が増えましたね。

今は保護者が活動の世話をしないスタイルのスクールが多く、費用は週に1回で概ね6,000円~8,000円程度が標準です。
最初に入会金のほか、ユニフォームやボールをそろえる必要がありますが、どれか割引になったりすることも多く、平均して開始時に1万円~2万円程度かかります。

是非ご興味あれば、ご近所のサッカースクールを見学してみてください。

【幼児・小学生】リベルタサッカースクールの詳細、費用、評価:生徒数日本一のサッカー教室 | 幼児教育と教材の効果を検証するブログ (grow-child-potential.com)

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