2021年度コロナ禍の小学校受験経験から予想する次年度への影響

2021年度(2020年秋)の小学校受験はコロナ禍の環境下での試験となりました。
各学校の対応は様々で従前の試験と比較して非常に様変わりしました。
2022年度(2021年秋試験)までコロナ禍が続く可能性は低いと見られていましたが、2021年7月29日の東京のコロナ感染者は3,865人ということで過去最高。オリンピックを背景に、未だ減少の見通しは立っておりません。

高齢者・重傷者や死亡者、ワクチンの議論もありますが、今秋の小学校受験に関しては昨年の流れを踏襲した試験になる可能性が高いと予想されます。

このため、昨年の記録を更新し、今年の受験の参考になるよう記録しておきたいと思います。

目次

試験日に熱があれば受験不可

私の知る限り、ほぼ全ての小学校で当日の体温を書面で自己申告するか、サーモカメラ等の機器で、体温を測定していました。

ほとんどは後者で、熱を入口で定量的に測定し、一定の体温に達すると試験をすることができません。
この基準となる体温は低い場合37度のケースもあり、子供にとって結構厳しい数字です。

恐ろしいのは、軽い風邪など理由を問わず、熱が出た時点で一律に判断されることです。
この制度は、かなり高い確率で2021年秋でも各校で踏襲されるでしょう。
熱が出たら今までの努力が水の泡となりますから、体調には本当に気をつけないといけません。

【コロナ禍の小学校受験】考査当日にほとんどの学校で検温実施。37.5度以上の発熱で受験不可の傾向 | まなのび:幼児教育と教材の効果を検証するブログ (grow-child-potential.com)

試験時間短縮・難易度易化・グループ回避傾向

2020年秋の小学校受験では、多くの学校で試験時間が短縮されました。
30分程度で試験が終わってしまった難関校も多いです。

この結果、出題内容も簡素化され、更に問題の難易度が下がった学校も多いです。
この理由は定かではありませんが、冬の受験においてもコロナ禍で学習機会が得られなかったことを配慮して、問題の難易度に影響が及ぶ可能性は非常に高いと見て良いでしょう。

小学校受験では、教室の受験対策として難しい問題をたくさんこなす傾向がありましたが、今年は基本論点をいかに確実にこなすかが勝負の分かれ目という説明が後付けでなされています。基本を確実にこなすという考え方は2021年秋でも大事になってきます。

また、グループ行動観察の実施を避ける学校が多かったです。しかしながら、こちらは通常通り実施する学校もありましたので、前年の傾向を踏襲する対策をすることで読みやすくなります。

WEB面接・面接簡素化

小学校受験では、早い段階でWEB面接の導入可能性を示唆されていましたが、農大稲花など、実際の面接でもWEBを導入する学校が多かったです。
この他「場合によってはオンライン面接を実施する可能性があります。」といった旨の通知をする学校も散見されましたが、10月から11月上旬にかけてコロナ感染者も増加基調にはなかったため、多くの学校がぎりぎりのところで踏みとどまった格好です。

ただ、2021年秋は過去事例や、オンラインに慣れてきた風潮から、WEB面接導入を決める学校が増えるかもしれません。
また、面接を両親ではなく、いずれか一名だけとした学校もありました。付き添いも一名とする学校は非常に多かったですね。

WEB面接で厄介なのは、機材準備やカメラ慣れなど、通常とは異なる準備が必要となることです。
また、最近は常時マスクをしているマスク慣れから、マスクを取ると実力が発揮できない方も増えてきています。

ただでさえ緊張するのに、多感な時期でもあり当然かと思います。
このため、もしWEB面接の必要に迫られたら、機材も面接慣れも最低限の準備はしておいた方が良さそうです。

【小学校受験・幼稚園受験】WEB面接対策とおすすめウェブカメラ・周辺機器 | まなのび:幼児教育と教材の効果を検証するブログ (grow-child-potential.com)

試験直前の通塾控え

2020年秋の小学校受験塾では、例年大人気で即締切になる受験直前(前日~数日前)のカリキュラムにも空席がありました。また、お受験幼稚園でも、10月からクラスの園児が一桁となる日も続いていました。

これはコロナ禍リスクを回避するため、小学校受験の狭い世界で起こっていた事象ですが、本年もコロナの状況によっては同様の傾向があるかもしれません。

仮に試験時や直前に園や塾でクラスターが生じてしまった場合に大問題になりますが、多くは原因不明として自己責任になるでしょう。第三者に濃厚接触者の疑いという飛び火の可能性もあります。いずれにせよ、各自、直前期は身を守る自衛が必要となります。

【小学校受験】学研のオンライン家庭教師の受講レポ:通学との比較、費用、効果 | まなのび:幼児教育と教材の効果を検証するブログ (grow-child-potential.com)

下記アンケートでは、凡そ4割程度が試験直前の動きをセーブする動きを見せています。

【アンケート】小学校受験直前の通塾はどうされますか?近いものを教えてください

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小学校受験の志願者数増加理由:来年の見通しは?【アンケートあり】

2020年秋、コロナ不況から国立小、私立小ともに志願者がどうなるか注目されていましたが、結果として全体的に大幅増加しました。この理由は、当ブログのアンケートによれば、下記の通りご回答頂いています。

【アンケート】2022年度首都圏小学校受験で、国立小・私立小の受験者増減予想を教えてください(締切2021年10月31日)

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コロナ禍で学校がお休みになった際に、私立小学校の学習環境の違いが広く話題になりました。
これが多くの保護者の関心を集めたのと、コロナ禍で出願が全体的に容易になったことが理由として挙げられます。
確かに小学校受験は学校訪問をする機会が多いのですが、これが不要だったりWEBで良ければ、対応は簡単になります。

しかしながら、昨年度増えたから今年も更に増えるかというと、そのような傾向があるか否かはまだ不透明です。
受験しやすい状況には変わりないですから、多くの受験者が予想されるものの、この増加が続くかどうかはわかりません。

【アンケート】2022年度首都圏小学校受験で、国立小・私立小の受験者増減予想を教えてください(締切2021年10月31日)

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