当ブログは「幼児教育と教材の効果を検証するブログ」で、幼児期に行った活動を振り返りつつ、その効果を検証していくことを目的としています。その大きな柱の一つが英語です。
幼児英語の活動は4年近く前から記していますが、英語学童、通信、オンライン英会話で英会話のコミュニケーションを学び、文法はほとんど0で過ごしました。
小学校受験直前ではほとんど学習ができませんで、幼児期の英検受験には至らず。
娘のペースで小学校から落ち着いて仕切り直すこととしました。
小学校低学年までの検定系は、正直な所、娘のモチベーション増進のため、だけに尽きると思っています。
英検、漢検、算数検定とありますが、娘は英検をやりたいと言うので英検は好きなだけさせています。
目標もえらく高いです。一方、漢検などは現状興味がないようですが、あれもこれもできないので興味が出たらで良いと考えています。
過去1年の英検ヒストリー
小学校受験前後、数か月の空白期間を経て、小1の秋(2021年度第2回)に英検5級でデビューしています。
幼児英語を取り組んでいたご家庭の中では特に早くはないスタートです。
来月、娘は英検デビュー。
— わさび@幼児教育ブログ「まなのび」 (@Wasabi_papa) September 13, 2021
Twitter界では幼児期既に英検3級合格、時には準2級合格もいて凄いです。そのような方々の学習方法を研究させて頂き、我が家の指針も固まりました。
幼児期の英語学習の是非はよく議論になりますが、うまくいった方のお話は一つ一つ参考になります☺
この後、小1の冬(2021年度第3回)に英検4級に合格しました。
このあたり、ヒアリングで幼児英語の貯金を感じています。
ここまで文法学習はほぼゼロです。
英検4級、無事合格しました🙌
— わさび@幼児教育ブログ「まなのび」 (@Wasabi_papa) February 9, 2022
先駆者様の皆さま、海外教材など教えて頂きありがとうございます😀
娘の目標✊
小学2年で3級、3年で準2級、4年で2級とのこと(よくわかってませんが)
小学生の間は引き続き英英、オンラインで試行錯誤しつつフォローします。自分のペースで頑張って欲しいと思います✨ pic.twitter.com/DDbkF61DPp
2022年6月5日、2022年第一回で、3級に挑戦し、一次はなんとか通過。
ライティングで苦労しました。
SNSで先駆者の方々に色々と教えて頂いてますが、もう少しライティングを意識しても良かったと思っています。
その後2次もなんとか合格しました。準2級まではまだかなりの距離があると感じているので、娘のペースでじっくりと進めてもらえればと思います。
英検3級一次、合格しました🙌
— わさび@幼児教育ブログ「まなのび」 (@Wasabi_papa) June 21, 2022
ツイッターで日々ご教示頂きありがとうございました🙇♀️
親バカですが、最後まで粘り強く頑張ったと思います☺️
焦る必要もないので、小学生の間は自主性を尊重して、今後も娘のペースで見守ります😌 pic.twitter.com/0NyXgAOKld
英検3級の問題構成と対策
英検3級は一次試験(筆記とリスニング)と二次試験(面接形式のスピーキングテスト)で構成されています。
近年は4技能を重視した英語学習に取り組む子供が多く、英検3級では一次試験が勝負で、二次試験は非常に通過しやすいです。
英検3級の特徴
英検3級からは写真が必要となり、4級や5級より厳格になります。
英検3級の受験目安は中学校英語学習終了相当とされており、ここから上の級は、受験面でも一定の評価されることがあります。
習い事が多い方は、二次試験の日程には注意する必要があります。
学校行事などやむを得ない事情がある場合、日程は変更できますが、早い段階で申請する必要があります。
たとえば、2022年第1回であれば、試験は6月5日ですが、5月8日までに申請する必要があります。
一次試験
筆記
会話の単語穴埋め:15問
会話の文章穴埋め:5問
英文読解:大問3問、計10問
ライティング
ヒアリング
ヒアリング(イラスト使用):10問
ヒアリング(会話と質問):10問
ヒアリング(英文と質問):10問
受験時は、幼児や小学校低学年ばかりを集めた教室と、中学生が集まった教室に分けられます。
幼児はマークシートの住所記入などが書けない場合もありますので、保護者がぎりぎりまで付き添う事ができます。
事前にヒアリングの音声確認があります。大抵は問題ないですが、幼児は自分で聞こえにくいと言いにくいでしょうから、
音量が十分か確認してあげると良いでしょう。
一次試験の合格点
2022年第1回の英検3級の合格点は、1650点満点中、1103点と公表されています。
一部の科目で著しく悪いと合格できません。
二次試験
二次試験は英語による面接ですが、難易度は低く設定されており、合格率は非常に高いと言われています。
面接委員とは、すべて英語でコミュニケーションを行いますので、従来型の英語学習(筆記中心)の中学生までの子供は苦労する傾向がありました。30年近く前の私も緊張しました。
近年は会話を得意としている子供が増えてきており、会話重視で学習しているお子様にとっては楽な試験となります。
二次試験の流れ
1:係員の指示に従い、面接室に入る。
2:面接委員に「面接カード」を手渡す。
3:面接委員の指示に従い、着席。
4:面接委員が氏名と受験する級の確認、その後、簡単な挨拶。
5:面接委員からパッセージ(文章)とイラストが印刷された「問題カード」を受け取る。
6:パッセージの黙読(20秒)
7:パッセージの音読(英語のタイトルから)
8:パッセージについての質問(No. 1)
質問はNo.1からNo.5まで5つあり、「問題カード」のパッセージ(文章)やイラストに関する質問に答える際には、「問題カード」を見てもOK。質問が聞き取れなかった場合など、自然な流れの中で行われた「聞き返し」は減点の対象にはなりません。ただし、繰り返し聞き返したりした場合は、減点の対象となります。また、質問に対して答えている途中で、口ごもるなどして応答が滞る場合には、次の質問に進む場合があります。
9:イラストについての質問(No. 2、No. 3)
No.3のイラストの状況を説明する質問の後、「問題カード」を裏返し、これ以降は、「問題カード」を見ずに回答。
10:受験者自身の意見などを問う質問(No. 4、No. 5)
11:試験が終了したら、「問題カード」を面接委員に返してから退室。
12:退室
最近の学習方法:先駆者・人気塾の共通点を探る
子供向けの英語学習方法は実に混沌としています。
先駆者から情報を頂き、また、近年流行りの英語学習塾で共通している点もあり、このあたり、情報の取捨選択をすると、いくつか共通する、少数の学習方法が残りました。。
ほとんど全てに共通する点は、「英語絵本」と「フォニックス」、「毎日継続」です。
先日、近年人気の英語学習塾についてまとめましたが、全ての英語塾は、英語塾だけで完結せず、保護者様の協力が必須。
当然ながら、塾で学んだ学習をきっかけに、ご自宅でも復習する必要があります。
【小学生向け】英検・中学受験に強い新進気鋭の英語塾(特徴・費用・地図分布) | まなのび:幼児教育と教材の効果を検証するブログ (grow-child-potential.com)
どんな素晴らしい塾へ通っても、続けなければ意味がない。ここがまず大前提です。
つまり、方向性を間違わずに、毎日英語を学習出来れば結果は出やすいと考えます。
特に、多くの方は中学受験では英語を必要ともしないでしょうから、英語学習で試行錯誤したり、お子様が興味が出るのを待つ時間的余裕はあります。
次に、共通する点がもう一つあります。英語絵本です。
幼児に読み聞かせが有用と言われているのと同様、英語でも同じことが言えます。
読んでいるだけで語学力がアップします。一つの壁は習慣が定着するか否か。
最初のおすすめはORTです。簡単なものからじっくりと読んで、促さなくてもお子様が自分で読むようになったら、もう大丈夫。
ヒアリング面は、オンライン英会話がコストパフォーマンスに優れますが、非常に数が増えました。
どのオンライン英会話が一番か親が吟味して、結局続かないよりも、お子様に自分の意志で選ばせてあげると続きやすいです。
また、幼児と小学生で、授業に対する姿勢が変わりました。幼児期は受け身でしたが、小学生になると、必要性をある程度認識して、前向きになります。このきっかけは様々ですが、英語が必要な環境に放り込んで体験させてあげると、必要性を体得するようになります。
人気の幼児オンライン英会話継続レビュー:対象年齢、費用、効果を比較 | まなのび:幼児教育と教材の効果を検証するブログ (grow-child-potential.com)
最後にフォニックスです。
フォニックスとは、文字の塊から発音を学ぶ音声学習法で、英語圏の子どもたちに読み書きを教えるために開発された手法です。この塊を学ぶことで、知らない単語でも、耳で聞いただけでスペルを認識できるようになります。
この学習も今や必須ですが、英語塾でしか学べないわけではありません。
フォニックスは、ツイッターで教えてもらったジョリーフォニックスが非常に有用です。
アプリもあり、音声学習もバッチリできます。
コメント