【小学校受験】オンライン授業・動画配信を始めた幼児教室

2021 9/22

2020年4月21日 2021年9月22日

2020年4月7日の緊急事態宣言以降、オンライン動画を用いて授業を行う幼児教室が増えてきました。
この後増減を繰り返しながら年長のシーズンはなんとか峠を超えたものの、2020年12月、またコロナ感染者が増えてきました。この後増減を繰り返して、2021年夏以降、オリンピックの時期からコロナ陽性者は前年比で明らかに上振れています。

気をつけたいのは巻き込み事故です。
コロナ陽性と診断された場合に濃厚接触者となるだけでもかなりのストレスですし、本当にコロナ陽性になってしまった場合、直前の説明会に参加できなかったり、受験自体に大きな影響を及ぼします。
未就学児も油断なりませんので、オンラインを上手に活用いただければと思います。

オンライン授業はコロナウイルスの問題が始まるまではほとんどなかったと認識しています。
よって、2020年から開始している幼児教室は何かと対応の早い教室とも考えられ、2021年もコロナが広がっている現状下では、先見の明があったこととなります。逆は逆です。

マスクをしている通学授業よりもマスクをしないオンラインの方が、小学校受験において重要な表情が出せて良いという意見もあります。マスクを取って面接をするケースもありますから、十分ケアしておきたいところです。

オンライン授業とは？

オンライン授業は、家庭のPCなどを通じて、ZOOMなどの専用回線で遠隔でレッスンを行います。
やってみたことがない方は、なんとなく抵抗があることが容易に想像できますが、やってみると意外に簡単です。

我が家も受けてみましたが、子供が楽しんで授業を受けていたので、率直に言って、とってもいい！

通学の幼児教室では、漏れなくマスクがついてきますので、人の表情がわからず、face to face のメリットを活かしきれません。しかしながら、オンラインであればマスクをする必要がないので、人の表情を見ながらの対応がお互い可能となり、より高い学習効果が期待されます。

実際に面接を行うとなると、映り具合、集音、慣れなども含め特段の準備も必要となってきます。

【小学校受験・幼稚園受験】WEB面接対策とおすすめウェブカメラ・周辺機器 | まなのび：幼児教育と教材の効果を検証するブログ (grow-child-potential.com)

オンライン授業のメリット・デメリット

オンライン授業のメリット、デメリットは下記の通りです。
下記の通り、非常に長短がはっきりしている点がポイントです。

メリット

・コロナウイルスの心配が無用
・場所を選ばず、通学にかかる時間を短縮できる。
・親は登場しなくて済む。
・通学とさほど質は変わらないことが多い。
・マスクが不要なので、人の表情をくみ取った双方向の学習が可能。

デメリット

・ペーパーなど特定の分野に限定され、巧緻性や授業態度などは指導しにくい。
・通常、質が通学を上回ることはない。
・価格設定が通学と変わらず割高なことも。

結論として、食わず嫌いで何もしないのは損と言えそうです。
既に学校によってはオンラインで説明会を開いたり、個別質問に対応したりするところもあるからです。

ZOOMなどツールを使いこなすのも一つの常識となりつつありますので、一度は試してみることをおすすめします。
本番で何かわかりませんがうまくつながりません、となってしまったら、当然にフォローはなくそれで試験は終わりです。

オンライン授業を行っている小学校受験幼児教室

下記、オンライン授業を行っている教室をご紹介します。

2020年の記録ですから、今はナレッジが蓄積されています。因みに、2021年度でアップデートしようと思いましたが、他校それほど変わっていませんでした。つまり、コロナが収束すると踏んで対面授業に戻し、よくわからないオンラインの対応はしなかった、とも受け取れます。

しながわ目黒こどもスクール

目黒近郊にある、国立に強い幼児教室です。ICT授業に力を入れており、緊急事態宣言下でいち早く無料でペーパー教材を配信したり、手抜きなしの無料オンラインレッスンを行い、1,000人以上の登録者を集めました。
他の教育関連業者が一時的な無料開放に留まる中、最後まで（秋ごろ？）無料レッスンを続け、評判の良い幼児教室です。
2021年度は、オンライン授業がセットになった講座もあるようです。